ほくほく邸の畑についに電気柵!導入費用は3万円ちょっと!
ついにほくほく邸の畑にも、電気柵が導入されました。
巷で言われている電気柵の導入金額よりも、安価に導入できたかなと思っているので、情報を共有したいと思います!
家庭菜園に電気柵を導入しようか悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください!
電気柵の重要性

家庭菜園に毛が生えたようなレベルなのに
「電気柵なんているの?」
と思う方も多いかもしれません。はじめは僕もそう思っていました。が、「家庭菜園レベルで電気柵なんていらねぇよ…」という考え方が180度変わったのが、昨年の8月です。
6月にシェアメイトや友達の力を借りて植えた「サツマイモの苗200本」が、8月のある日突然すべてイノシシに食われてなくなってしまいました。防獣ネットを畑に張り巡らせていたにもかかわらずです。ちなみにネットはかる~く破られてました(笑)
あまりにもショックなのと、忙し過ぎた時期だったのもあって、写真は残っていません。
「サツマイモできたら送るからね~」と言っていたのがアホらしい…
こんな思いをしないためにも、イノシシが出現する地域では電気柵を初めから導入しておくことをおすすめします。
総額いくらかかった?導入した電気柵
結論から言うと電気柵の購入費用は約3万円。
こちらのセットを購入しました。
こちらのセットは、ソーラーパネル搭載で電池交換不要です。
その上、
- FRPポール(25本)
- 200mヨリ線(1巻)
- フック碍子(50個)
- ゲートグリップ(2個)
- 通電チェッカー
などの基本的な資材がセットになっています。
↑こんな感じのセットが全部入ってます。
ほくほく邸の場合、近所の人の畑もカバーする形で設置したので、セットの内容よりも多めに資材(ポールが35本ほど)が必要になりましたが、一般的な家庭菜園の広さ(1アール以下)ぐらいならセットの内容だけでも十分だと思います。
↑コレぐらいの面積のカバーで35本のポールが必要でした!
あとは、電気柵の本体を固定するための木材なんかが必要なので、ホームセンターで端切れを買ってくるなりすればいいでしょう。
ちなみに、こちらの電気柵は「昼夜モード」と「夜間モード」があるので、好みの稼働方式を選べますよ~!
電気柵設置の段取り
電気柵設置の大まかな流れは
- 設置場所の草刈り
- FRPポールの打ち込み
- クリップの取り付け
- ヨリ線&ゲートの取り付け
- 本体の取り付け
- アースの打ち込み
- 通電チェック
という感じです。
作業をザザーっとまとめた動画がこちら↓
取り付けには、金槌とハサミ、ビニールテープ、電動ドライバーがあればスムーズにいくと思います。
詳しい解説は説明書に記載されているので書きませんが、
「事前の草刈りはしっかりしておいたほうがいい」
ということははっきりとお伝えしておきます。
なぜかというと、草がヨリ線に当たっていると通電してしまって電気が逃げてしまうから。
その上、電気柵を設置してからの草刈りは結構めんどくさい…
なので、設置前にしっかりと草刈り機等できれいにしておくと良いと思います。除草剤が嫌いでなければ、草刈りしてからしばらくして、雑草の新芽が出てきた頃に除草剤をまくと良いようです。
電池タイプの電気柵はオススメしない
家庭用なら乾電池タイプの電気柵が安価なのですが僕はあまりオススメしません。
なぜなら、電池が切れてしまったタイミングでイノシシが来てしまうと野菜を食べられてしまうからです。
毎日畑の手入れをする人なら良いかもしれませんが、毎日電池のチェックするのが面倒という方や電池の交換が面倒と感じる人は、ソーラータイプをオススメします。
気候変動などで山の食物が減り、獣が住宅地にも降りてくるようになった昨今は、家庭菜園でも電気柵は必要な時代だと思います。