IHコンロでコーヒー豆焙煎|ガスとどっちがうまく焙煎できる!?

IHコーヒー焙煎に興味はないだろうか?
IHでコーヒー焙煎ができれば、ランニングコストは安いし、コンセントさえあればどこでも焙煎ができてしまう。

しかし、一般的にはカセットガスコンロが使用されている。
「IHが主流ではないのはなぜだろう?」と思ったので実験をしてみた。
ガスとIHどっちがコーヒー豆焙煎に適しているのか、体験を交えて紹介していこう。

これからコーヒー豆焙煎をやってみたいという方にも読んでいただければ幸いだ。

私のコーヒー焙煎のスタイル

最初に私のコーヒー焙煎のスタイルを紹介しておこう。
私はコーヒー焙煎には、フタ付きの小鍋とカセットガスコンロを利用している。

フタ付きの小鍋は、コーヒー焙煎時に振りやすく撹拌させやすい。加えて、フタをしめたりあけたりして温度調整をしやすいので、焙煎の段階で温度を維持したり、上げたりがしやすい。
これらの特徴ゆえに、小鍋焙煎ではむらなく焙煎ができてしまう。

ちなみに私がやっている焙煎の方法は、YouTubeで「煎りたてハマコーヒー」さんが紹介していた方法。

とてもかんたんに焙煎できて、ムラなくできる。誰でもできるので本気でおすすめしたい方法だ。

手回しの焙煎機などは使ったことがないが、これで焙煎できているので満足してしまっている。
うまく撹拌できればほぼムラなく焙煎できるので、全く問題がないのだ。

私がいつも買っているのは、Amazonで売っている「松屋珈琲/コロンビアスプレモ生豆」だ。
100gで100円程度の安い豆だが、スーパーで売っている豆よりも確実に美味しい。
コーヒーはやっぱり鮮度なんだと思い知らされるほどだ。
焙煎できる環境で多少の時間を使えるのなら、ぜひチャレンジしてほしいと思う。

普段はカセットガスコンロを使用しているが、IHコンロを買ったのを機会に、IHでコーヒー焙煎ができるかどうか気になったので数回実践してみた。
その経験を交えて、IHでのコーヒー豆焙煎について紹介していく。

IHってコーヒー豆焙煎に使えるの?

IHでコーヒー豆焙煎に使えるのか?という点だが、結論からいうと「焙煎はできる」と微妙な結論を言わざるを得ない。
IHの特徴がうまくコーヒー豆焙煎と噛み合わず、そこまでキレイに焙煎ができないのだ。

私が使っているのは「山善のIHコンロ」

コンロ自体は使いやすくいいものだ。
ただし、コーヒー焙煎にはそれほど向かない。山善のもの以外であっても大抵のIHコンロなら同じようなものだと思う。

ここからはIHでのコーヒー豆焙煎のメリット・デメリットに分けて順番に解説していこう。

IHでコーヒー豆焙煎のメリット

IHのメリットは、

  • ガス缶の残りを気にする必要がない
  • ランニングコストが安い
  • 焙煎時に暑くない

IHは電気なので、燃料の残りを気にする必要がなく、コンセントに電源を挿している限り使い続けられる。
そして、ガスよりも多分値段が安く、ほとんど家計には影響がないのが魅力だ。

加えて、ガスに比べて余計な熱がでず、夏場であっても熱さを感じにくい。
つまり、IHは気軽に財布に優しい焙煎できるという特徴がある。

IHでコーヒー豆焙煎のデメリット

一方で、IHのデメリットを言うと

  • 小鍋を浮かせると温度が上がらない
  • 小鍋を振る際にガラストップが痛む
  • 振り方が限定されるので豆煎りムラがでやすい
  • 一定以上の温度になるとエラーが出て止まる

と、焙煎の質に影響する点が目立つ。

IHは鍋を1、2秒浮かせてしまうと警告音が出てしまうので、作業中結構うっとうしい。
そして、鍋を浮かせると熱が発生しなくなるので焙煎の効率が低い。

上記の2点を考慮すると、鍋を振る際に鍋を浮かせず前後に振る必要が出てくるが、そうするとガラストップに傷が入る場合がある。
ガラストップに傷が入るのは精神衛生上よくないのでおすすめしない。(また怒られる…)

こんな感じでガラストップがキズキズになる

しかも、この振り方でやると撹拌しにくくなるのか、焙煎にムラができやすい。
焙煎の質にこだわるなら、IHはあまりおすすめしないというのが私個人の意見だ。
焙煎の質にそこまでこだわらないのであればIHでも全く問題ない。

あと、温度が上がってくると「ピーピー」なって止まる。
これはリセットすればいいのでそれほど気にならないが面倒臭い。

結局ガスと比べてどうなん?

ガスと比べるとやっぱり焙煎の質という面では劣る。特に、撹拌性の悪さが致命的だ。
私は普段、小鍋に250gの生豆を入れて焙煎しているが、IHだとこの量はキレイには焙煎できない。
小鍋焙煎では、鍋をしっかりと振れなければダメなんだろう。

「実際の差ってどんなもんなん?」という方のために、改めてガスとIHどちらがムラなく焙煎できるのかテストしてみた。

ガス、IHの焙煎比較テスト

生豆120gの同じ条件のもと、ガスとIHの焙煎を比較してみた。
焙煎度合いはどちらも2ハゼピークぐらい。フルシティローストくらいだろうか。

生豆はガス、IH共に120g

↓ガス

↓IH

結果、これぐらいの量であれば、ガス、IHの差は殆どなかった。
左の青い器がガス、右の白い器がIHだ。

光の加減もあるが、若干IHのほうがムラがある感じだ。
あと、火加減が目で確認できないので火力の調整が難しい。

とはいえ、焙煎は全く問題なくできるし、そこらへんの喫茶店よりは美味しいコーヒーがいれられる。
これは間違いない事実だ。

比較テストを終えてみて

IHはカセットコンロよりも使いにくいというのが正直なところ。

とはいえ、温度センサー付きのガスコンロよりは使いやすい。
温度センサー付きのガスコンロは、一定温度以上になると最弱火力になるので、焙煎が一向に進まなくなってしまう。
これに比べればIHは使いやすいので、とりあえずコーヒー豆の焙煎をしたいのであれば、IHもなくはない。

でも、カセットコンロの方が焙煎は圧倒的にやりやすく、ストレスなく焙煎できる。
弱点は、ガスボンベが途中で切れると厄介ということぐらいだ。

はじめての焙煎をやってみたいなら、カセットコンロと小鍋、そして生豆をAmazonで買ってみてとりあえずやってみることをおすすめする!