シーリングライトのリモコンホルダーを3Dプリンターで作った話

シーリングライトのリモコンって壁に取り付けたまま使いたくない?
暗い部屋でリモコンをホルダーから取り外すなんて面倒だ。

そんなシーリングライトのリモコンを、壁に付けたまま使えるように3Dプリンターでリモコンホルダーを自作してみた。
リモコンの照射範囲が狭くて困っている人に読んで見てもらえると幸いだ。

リモコンの範囲が狭い!

先日、シーリングライトを譲ってもらったので「コリビング:ほくほく邸」に取り付けてみた。
シーリングライトの明るさは申し分なかったが、リモコンの照射範囲が狭すぎて、画像のような角度でないとライトのオン/オフが出来ない。

リモコンのホルダーはなかったし、もともと3Dプリンターでホルダーを作るつもりだったが、一般的なリモコンホルダーを作ったとしても使い勝手があまり良くなさそうだ。
ホルダーからリモコンを取り外して、ライトに向けてスイッチを押すなんて考えられない。
というわけで、これはどげんかせんといかん。

3Dプリンターで斜めに固定する

リモコンホルダーを斜めに設置すればいいか…と思ったので「Fusion360」というフリーでも使用できる3DCADを使って設計してみた。

↑こんな感じ

Fusion360」は、個人利用やスタートアップ企業なら無料で使用できるソフトで、ある程度のスペックがあるPCさえあればかんたんに使用できる。
3Dプリンタに興味がある人は、「Fusion360」とAmazonで2~3万で売っている安い3Dプリンターを使用してみると幸せになれるかもしれない。

さて、モデリングに戻ろう。面倒なのでモデリングの方法については割愛する。
ザクッと定規でリモコンのサイズを測りモデリング。木ねじで取り付ける予定なので、ネジ取り付け用の皿穴もあけてみた。
小さなホルダーなので大した力もかからないと思うので、ネジ留めは2ヶ所としたぞ。

このモデリング作業は20分程度。20分で理想のリモコンホルダーができるのって幸せだよね?

3Dプリンター「Adventurer3」で出力

モデリングが終わったらすぐに3Dプリンターで出力。私が使っている3DプリンターはFlashForgeの「Adventurer3」だ。

今回はラフなモデルだったので造形ピッチは0.3mmに設定した。
造形ピッチはどれだけ細かく材料を積み重ねていくかを決める項目だ。この数値が小さければ小さいほど造形物の表面がキレイに仕上がりやすい。
造形ピッチ0.3mmというのは少し粗い造形ピッチになる。

材料はABSの黒色。この時期の3月の北陸では気温が低すぎて反りが気になるが、それほど大きくない造形物なのでなんとかなるかと思う。
いつも買うのは「Pxmarion」のフィラメント。適度に粘りがあって使いやすい気がする。

だーっと出力、ほのかな樹脂の香りが立ち込める。クッせぇ。
仕事をしている間、放置。3時間ほど経って出来上がった。
こんな小さいのに3時間も掛かっちゃうのがネック。

取り外したら、仕上がりの荒いところだけカッターやヤスリで軽く仕上げて、リモコンをいれてみる。
予想以上にいい感じにピッタリと入ってくれたので、ガタツキも皆無だった。流石、オレサマ。

ちょっと角度が浅かったようで、当初付ける予定だったところではスイッチが反応しなかった。
流石、オレサマ。詰めが甘い。
仕方がないので、部屋の反対側の鴨居に取り付けた。皿穴のサイズもピッタリだ。

昔に張り巡らされたLANケーブルにかぶっているが、これか丁度いい下駄になってくれてリモコンの利きがよくなった。
これも計算済みだ。

ホルダーにリモコンを取り付けたままスイッチを押すと…

ちゃんと消えてくれた!
一点、詰めが甘かったが、うまく機能してくれてよかった。

あとがき

田舎暮らしで、DIYをする際にも3Dプリンターは大活躍だ。
リモコンのホルダーや工具の整理、DIYの金具にと3Dプリンターが活用できるシーンはアイデア次第で無限大。

最近はどんどんと3Dプリンターの価格も安くなってきているので、挑戦してみたい人は格安のものを購入してぜひ挑戦してみてほしい。
材料も安いので、結構楽しめるぞ!