ほくほく邸体験記「ユリウス編」

ユリウスこと藤枝悠太です。2021年現在28才で神奈川県から来ました。住宅の施工管理の仕事をしていましたが、現在は会社を退職し放浪中です!

ほくほく邸には2021年8月の約1ヶ月間滞在しました。

ほくほく邸を選んだ理由

なんか違う、なんか満たされないという思いを学生時代から持っていて、そんな毎日をそろそろもう変えたいなと思っていました。そのためには、街の生活から離れ、自然豊かな場所で立ち止まって、自分に向き合う必要があると感じていました。そんな思いがあったことと、あとはtwitterの楽しそうな写真に吸い寄せられて、ほくほく邸を選びました。

ほくほく邸で体験したこと

いろいろ体験して書ききれないので、ここでは3つ紹介させてもらいます。

1.水上さんのお手伝い

水上さんという方のお手伝いで、たまねぎをひたすら掘りまくりました。この作業がなかなか過酷で、ピーカン照りの中、ときに「なんで何個も腐ってやがんだ!」と思ったり、ときに「だれだ!こんなにたくさん植えたやつは」といらついたりしました。

長い長い列を何列もいったりきたりしながら、カゴにたまねぎを放り込んで行きました。あとで聞いたんですが、僕たちで2トンくらい収穫したみたいです!

シェアハウスメンバーのなかには、たまねぎ掘り職人みたいなスピードで掘っていく人がいました。最初競おうとちょっと頑張ったら、ばててしまったのでほくほく邸に来る予定のみなさんは無理せず自分のペースでがんばってください。

汗だくだくの作業は大変だったんですが、掘り終えたときはなんともいえないさわやかな気分でした!普段はうっとしいなと思うこともある空が、あんな風に青いなと思ったのは久しぶりのことでした。

2.滝谷さんのお手伝い

おそらく、みなさんも多くの時間を過ごすであろう、滝谷さんの畑と納屋。写真は収穫したかぼちゃを仕分けしている様子です。

重さを計測し、3玉、4玉、5玉、、、と大きさによって分けていきます。この作業は地味ですが、3玉のかぼちゃなんかは意外と重いし、量が夫婦2人でやってるとは思えないくらいたくさんでなかなか大変でした。作業を毎日していると、だんだん見た目で何玉かわかるようになってきて楽しかったですけどね。

ちなみに、このかぼちゃ本当に甘くておいしいです!そのままふかすだけでもおやつになるくらいおいしいんですが、おすそわけされ過ぎて、どうやって使いきるかがシェアハウスメンバーの課題となっておりました笑

滝谷さんちでは、作業の合間の休憩は写真のようにみんなで輪になって、滝谷のお母さんの手料理やお菓子を食べながらわいわいとおしゃべりをします。

この滝谷のお母さんが、いつもけらけら笑ってて、みんなに愛されるキャラクターです。個人的にお母さんの「えー!」っていうのがかわいいので好きです。ぜひみなさん引き出してみてください!

ただ、笑って冗談いってるだけかと思いきや、ひとりひとり人のことをよく見ていて、まじめな話を聞いてくれたり声をかけてくれたりしてくれます。リピートする人は滝谷さんに会いに来るといっても過言ではないと思います!

3.自然たち

ぼくは正直、海というよりは山とか森の方が好きなので、行く前は海沿いの町ってどうかなとおもっていたんですが、シェアハウスのまわりの自然はバランスがよくて、海も山も木々も広い畑の景色も楽しめる場所でした。

海の近くだけど木がまっすぐで高くてすごい立派で、寝転んでさわさわする木の葉の間から空を見上げたり、森のなかを歩きながら意味もなく叫んでみたりしたことは、焦りのなかにいる自分に穏やかさや力強い瞬間をくれました。

みんながよく歩く散歩コースは一時間くらいで一周できるので、あまり疲れすぎず暇なときに歩くにはちょうどいいかなと思います。

ほくほく邸にこれからくるみなさんへ

ここには、人の「うっとうしさ」があります。自然の中でぼーっと過ごすという自分がイメージしていた時間はここにはあまりありませんでした。

なぜなら、人との関わりが多いから。大郷というお散歩コースをゆっくりひとりで歩こうと思ったら、滝谷のお母さんに途中で軽トラで拾われてしまうし、浮かない顔をしていたら、「元気?大丈夫?」と声をかけられてしまいます。だれもほっといてくれない「うっとうしさ」。確かに疲れたところもありますが、それでも、この夏いってよかったと思っています。

その「うっとうしさ」は、めんどくさい反面、その時にこみ上げてきた感情とよく対話していくと、いままで忘れていた自分の側面に気づくことができました。だれにも相手にはしてもらえないだろうと思う自分も、子供のようにエネルギー溢れる自分も、みんなに認められなければと焦る自分も、やさしく繊細な自分も。

だから、だれにも干渉されずにぼーっとしたい人はこのシェアハウスではないかもしれない。けれど、なにか満たされなくて、いま見ている景色を変えたいと思う人はもしかしたら、ここで新しいなにかを感じられるのではないか、そんな風に思います。

以上、ぼくの偏見に満ちた体験記でした。でも、僕と似たような人の小さな後押しになったらうれしいです。これから入居される方!楽しんでください!