ほくほく邸体験記「せいかちゃん編」

会社から半年の休みをもらって放浪中のせいかです!東京出身で、都内でシステムエンジニアを3年半やっていました。ほくほく邸には9~10月の1ヶ月滞在しました。今回は私がほくほく邸で体験したことを紹介したいと思います。

ほくほく邸を選んだ理由

ほくほく邸を選んだ理由は3つです。

1.田舎暮らしを体験したかった

生まれてから東京、または海外の都市でしか暮らしたことがない一方で、旅行をするときはほとんど田舎を提案するほど自然豊かな場所に憧れを持っていました。旅行ではなく、暮らしを体験するにはこの休みの期間を利用するしかないと、1か月ほど滞在できる場所を探してほくほく邸を選びました。

2.農業を体験したかった

食べ物は「スーパーにあるもの」「店で出されるもの」という認識になっていて、食べ物に感謝しようとしてもピンとこない状態になっていました。

知識ではなく、体験することによって食が身近なものになるのではないかと思い農業を体験したいと思っていたところ、ほくほく邸ではお手伝いとして気軽に参加できると知り、ここだと思いました。

3.写真やブログの雰囲気が良さそうだった

最後の決め手となったのはこちらです。1ヶ月暮らすとなると、住民の雰囲気やどういった暮らしをしているのか事前に知らないと不安になります。ほくほく邸はブログでの発信、ツイッターの更新が頻繁だったことから安心して申し込みをすることができました。

ブログではおおよそどういったことを活動しているかの内容(畑仕事の内容など)や、1ヶ月入居されていた方がどういった感想を抱いたのかを見ていました。またツイッターでは、より細かい、どんな人がどんな表情で過ごしているのかを見ていました。特に直近で入居している人とは実際に会う可能性が高いので事前に情報をいれておくとスムーズに馴染めるのかなと思います。

もちろん畑仕事は季節によって異なるので細かい内容は違いますが、1ヶ月の入居を終えてみて、イメージと実際の様子とのギャップはなかったです。

ほくほく邸で体験したこと

大きく分けると2つあります。

1.農業体験

私はじゃがいも&さつまいも掘り、じゃがいもの選別&さつまいもツル切り、かぼちゃの座布団敷、栗拾い、稲刈りを体験しました。

会社を休み始めてから1ヶ月はコロナ禍最盛期ということもあり、一人で読書するなどして過ごしていたので「誰かの作業を手伝える」ということ自体がとても楽しかったです。体験を大きく分けると、畑で一人黙々とやる作業と、納屋で座りながら行う作業に分かれます。

畑で行う作業は体を動かしながら、目の前の仕事に何も考えずに向き合うという点でリフレッシュできます。システムエンジニアという職業柄、オフィスでじっとしていることが多かったため、太陽のもとで体を動かすことに充実感がありました。

反面、9月になり、風は涼しいもののまだ日差しは強いため暑さによる消耗が大変でした。納屋で座りながら行う作業はシェアハウスのメンバーとワイワイ雑談しながら行うのでおしゃべりが楽しいです。

また、ほくほく邸の周りにはスーパーがないため、自炊する必要があります。自分でとってきた野菜を、自分で調理して食べるという体験は自然と食べ物への感謝の気持ちが生まれますし、美味しさも格別です。

2.地元の人やハウスメイトとの交流

地元の人とはほくほく邸の先輩住民から紹介してもらい交流が始まります。この1ヶ月で上は70代、下は15歳と、幅広い世代、バックグラウンドを持つ人と話しました。色々な価値観に触れることで多くの刺激をもらいました。

私の知り合いは同じような場所に住み、同じようなルーティンで過ごしている人が多かったので、東京以外で・サラリーマンではない働き方をする(あるいはしようとしている)、という話を興味深く聴いていました。ほくとさんを始め、移住の話・フリーランス・自営業としての働き方を聴いて、世界が広がったように思います。

悩んでいる人へ

ツイッターやブログなどでピンときたら申し込んでみてもいいのかなと思います。2週間は最低限の交流しかできないので時間に余裕のあるひとは1ヶ月をおすすめします。

上記でも書きましたが、ほくほく邸で暮らすうちに食べ物への感謝の気持ちが自然と生まれました。人間らしい生活とは何か、豊かさとは何かを考え直すきっかけになったと思います。

(納屋でじゃがいもの選別作業しながら焼き芋を食べているところ)

東京に帰ってきて、家族や友人から「なんか明るくなったね」と言われました。ほくほく邸の周りの優しさや暖かさが、変えてくれたのかもしれません。経験とは、土地や体験そのものではなく人との交流によって一生の思い出になるのだと思います。私にとって大切な期間となりました。

以上、私の体験でした。

これから入居される方、楽しんでくださいね!