プロパンガスは高い!田舎でプロパンガスを契約しないためには!?

プロパンガスは高く、光熱費の中でもダントツに高くなるはずだ。

私が古民家を借りた際には、プロパン給湯器と灯油ボイラーの2つが備え付けられていたが、プロパンの設備を外してプロパンレスに変更した

今回はそんな私の経験を交えて、田舎でプロパンがスを契約しないためにはどうすればいいのか紹介していこう。

プロパンガスは高い

プロパンガスの料金は、節約田舎暮らしの敵と言えるほど高い。どのぐらい使うかにもよるが「お風呂」と「キッチン」の両方で使用していると相当な料金になるはずだ。私の経験上、ガスコンロの使用だけであっても1ヶ月8000円を超えてくる。3食自炊していることも影響しているが、さすがにこれは高すぎだ。

田舎の場合、個人から家を借りていれば家賃は「月10,000円」程度が相場といってもいい。
家賃が「月10,000円」なのにプロパンガス代が、ガスコンロだけで8,000円は高すぎるとは思わないだろうか?家賃が安すぎるとも言えるのかもしれないが…

↓田舎の家賃について解説している記事はこちら

これがお風呂の給湯器もプロパンガスだったらと考えるとゾッとする。おそらく倍以上の値段はしてもおかしくないはずだ。そんな節約田舎暮らしの「敵」、プロパンガスと決別するためには、どんなことをすればいいのか見ていこう。

プロパンガスが必要な場所を整理して対策しよう

古い田舎の家は、ナチュラルにプロパンガスの設備が備えつけられている。その設備を理解して、家からどうやれば追い出せるのか検討する必要がある。

一般的に、プロパンガスに関係する設備は

  • お風呂の給湯器
  • ガスコンロ
  • キッチンの給湯器

の3つ。

それぞれについてかんたんに解説していこう。
プロパンガスの設備と代替できる設備についても解説していくので参考にしてみてほしい。

お風呂の給湯器

お風呂の給湯器は、プロパンガスの場合屋外に据え付けられている場合がほとんどだ。古民家の内覧にいくのであれば、キッチンの外に給湯器がついていないか確認しておこう。不動産屋には教えてもらえるかもしれないが、個人から家を借りる場合においては十分な説明がされない可能性がある。

お風呂の給湯器は当然、お風呂のお湯を沸かすのに使用するが、この設備は灯油ボイラーで代用できる。長期間住む予定なのであれば、灯油ボイラーに思い切って替えてしまってもいいかもしれない。灯油ボイラーでの給湯はランニングコストが相当に安く、お財布に優しい。

灯油ボイラーのデメリットは

  • 燃料を買いに行く必要がある
  • ボイラーが大型

といった点だ。

自分で燃料をガソリンスタンドやホームセンターなどに買いに行く必要があるのが面倒だ。自分で買いに行くのであれば豪雪地帯であれば大変かもしれない。しかし、ホームセンターや灯油業者の宅配もあるので、そこまで大きなデメリットにはならないだろう。灯油ボイラーの大きさや取り付けの問題があるが、田舎の家は土地が広いのでそこまで問題にならないはずだ。

灯油ボイラーの副次的なメリットとしては、ファンヒーターなどの中に残った灯油をすべて使い切れる点がある。なぜなら、灯油ボイラーは年中使用するからだ。灯油は時間が立つと燃えにくくなったり、すすが出たりとあまりいいことがない。しっかりとそのシーズンの灯油を使い切れるのは灯油ボイラーならではのメリットだ。

ガスコンロ

古民家の場合は基本的にガスコンロが据え付けられているが、ガスコンロは対策がかんたんだ。今の時代はとても便利なものがある。

それは、据え置き型の「IHクッキングヒーター」だ。

こういったタイプのIHクッキングヒーターは、100Vの一般的なコンセントがあれば使える代物で、すぐにでも使えるのが良いところ。ほくほく邸」のキッチンのメインコンロとしても使用している。

↑IHクッキングヒーター

ガスコンロよりも薄く、高さがないため高さが足りなくなる可能性があるがそういった場合は、販売されている台を取り付けるか、自分で台を作ってしまえばいい。

Amazonでポチッとして、ポンと置くだけで立派にコンロとしての役割を果たしてくれる。ガスに比べるとちょっとだけ火力は弱めだが、揚げ物だってできるし、チャーハンも作れる程度の火力はあるので料理好きであっても安心だ。わが家は2口のタイプを使用していて、来客などでどうしてももう一口コンロが必要な場合はカセットガスコンロを使用している。

据え置き型のIHクッキングヒーターは、100Vのコンセントがあればかんたんに利用できて、1万円ちょっとの価格で購入できるのでイチオシだ。

キッチンの給湯器

キッチンに給湯器がある場合、シンクのすぐ上に給湯器があるはずだ。

↑我が家に据え付けられていたガス給湯器

キッチンの給湯器は、寒冷地でないのであればなくしてしまうという手もある。しっかりした防水手袋で食器を洗えば冬でも冷たくない。油汚れは大変だが…もしくは、電気ケトルでお湯を沸かして、たらいに貯めて洗うという方法も。これなら油汚れもしっかり落とせる。

なかなか実行が難しいかもしれないが、灯油ボイラーの配管をキッチンに引くという方法もある。我が家は床の張替え工事のついでに、灯油ボイラーの配管を引っ張ってきてもらい、床付けの配管に変更した。これからキッチン床を張り替えるのであれば、ついでにやってしまうのがおすすめだ。

今どきは「橋架ポリエチレン管」という便利な屋内配管があるので、床下を自由に這わせられる。塩ビ管の面倒な継ぎも大部分は不要になるので水道屋さんに頼めばパパっとやってくれるはずだ。我が家の場合、配管工事は個人の水道屋さんにやってもらったが、他の漏水工事も含めて30,000円程度で工事ができた。プロパンガスのランニングコストを考えれば十分ペイできる金額だ。

すべてがプロパン設備の場合は

気に入った物件が、お風呂、キッチン、コンロのすべてにおいてプロパン設備だった場合は、どうすればいいのだろうか?私、個人的な意見は、灯油ボイラーに切り替えるか、物件を諦めるかの2択だと考えている。

短期間ならプロパンでもお財布にダメージは少ないかもしれない。しかし、数年住むつもりなら、プロパンガスのランニングコストはボディーブローのように効いてくる。生活コストを抑えるなら、まず固定費を節約するのが鉄則だ。できる限りプロパンガスとは関わらないようにしよう。

田舎に住むならランニングコストを抑えよう

田舎は家賃が安く、うまく環境を利用すればとても快適に暮らせるようになる。それにもかかわらず、ランニングコストの高いプロパンガスを契約するのは、田舎のメリットを一つ消しているようで非常にもったいない。

今回紹介したプロパンガスを契約しない方法は、かんたんに実現できるものもあれば、結構大変なものもある。すでに田舎で暮らしているという人は、かんたんなもののみ実践してみて、プロパンガスの使用比率を削減してみてほしい。特にIHクッキングヒーターはすぐに導入できる設備なので、ガスコンロを使っている人は交換することをおすすめする。