入居者「ちかちゃん」の熱すぎる思い

初めまして!ほくほく邸に8月から入居してる、ちかです。

海と自然が大好きで、ほくほく邸にお試し移住のために能登に来ました。
1ヶ月だけのつもりが、能登の自然と海に魅了され、沢山の素敵な出会いにも恵まれてしまい、延長して10月半ばまでほくほく邸にいます。すっかりほくほく邸は第二の故郷です!

今回は、私がほくほく邸に来た経緯や体験した内容についてお伝えしていきます!思いが強くなって長くなってしまいましたが、よければ最後まで読んでみてください!

ほくほく邸に来たきっかけは?

ずっと東京で暮らしてきましたが、両親の実家が新潟と鹿児島の自然豊かな場所にありました。子供時代はそこで過ごす時間も長かったため、自然の中で遊ぶのが大好きに。

大人になってからも都内で仕事をしながら、休みの日は釣りや素潜り、キャンプ、虫や植物の観察、山菜や野草採りを楽しんでいました。家でも家庭菜園をしていて生活の中に自然を取り入れるようになっていました。

そうこうしているうちに、都会の生活がもう十分だな感じ始め「これからは自分が幸せを感じられる自然に囲まれた場所で生活したい!」と強く思うようになりました。

仕事をやめ、色んな所を見に行こうと決意したタイミングでコロナウィルスが流行り、仕事を辞める前2ヶ月ほどの自粛期間に入った時に、ずっとやりたかった自然農法での家庭菜園をどっぷりやり始めました。

今後の参考になるように、日記代わりにと家庭菜園の様子をTwitterで発信し始めたところ、ほくほく邸をスタートするタイミングだったほくとさんと繋がりました。

ほくほく邸は、綺麗な海と自然に囲まれた環境で、自然農法の畑もあって自給自足しながら生活のできるシェアハウスと知り、

「私のやりたいことが全部できる!自分がどれぐらいの田舎で暮らしたいかのイメージが具体的になりそう!」

と思ってコンタクトを取りました。

ほくとさん達の雰囲気もお家もとってもいい感じだったので、すぐに入居してしまいました。

ほくほく邸でやったことは?

私のほくほく邸での生活の大部分は海と畑でした。

①毎日海

8月中は毎日暑くてほとんど雨も降らず、海日和の日が多かったので、ほぼ毎日泳いでいました。

朝起きたら顔洗う代わりにとりあえず海、畑仕事したら汗を流しに海、散歩ついでに海、体がダルかったら海、とりあえず昼寝しに海。

今までも海は大好きでしたが、ここまで海が近い環境で長く生活してみて、改めて、自分がどれだけ海好きかを知りました。

今後の移住の条件として「夏は海が身近にあること」は外せないなと、移住場所のイメージがだいぶ具体的になりました。

ほくほく邸のある曽良周辺の海は内海なので、基本的に穏やかで、状況の良い日は湖のようなとろとろの凪で水温も温かく、とにかく泳ぎやすい。

今まで日本海で泳いだことがなかったので、荒々しい白波が立つ藍色の暗くて深い海のイメージを持っていましたが、ガラリと変わりました。

能登の海は明るくて、砂地はコバルトブルーに光って見えます。透明度もかなり高くて、この辺りは光が入ると5メートルぐらいの深さだったら底までくっきり。

能登の海は海藻がかなり豊富で、ゆらゆら揺れる海藻の森と、隙間の砂地に映る光のカーテンと波の模様を見ながら泳ぐのは最高です。ただ浮かんでるだけでも気持ち良くて寝てしまいそうな程。

泳いでいると、浅瀬には沢山のベラやキュウセン、スズメダイやメジナの群れ、砂地にはキスやヒメジがいたり、クロダイ、イシダイ、シーバス、ボラ、アオリイカの子供たち、岩場にはメバルやキジハタなどがいたり。

海藻の隙間には沢山の貝に青や黄色や白のウミウシ達。穏やかな海なので、シュノーケリングもしやすくてずーっと見ていられます。

シーカヤックも何度かしたのですが、穏やかな日は湖のようで、流されることもないし漕ぎやすく、天気が良ければカヤックの上から海の底が見えて、とっても綺麗で気持ちが良かったです。

あとは元々スキンダイビングをしていてある程度潜れたので、仲良くなった地元の漁師さんに素潜りに連れて行ってもらってアワビやサザエをとって食べたり、岩場や砂地、海藻の森やテトラ周りなど、泳ぐのや潜るのにいいポイントも沢山開拓したり。

寝ても覚めても海のことを考えていられる贅沢で幸せな日々でした。

9月に入ってからも、8月に比べると荒れたり濁りやクラゲも出てはいるものの、長袖長ズボンで、安全なポイントであれば泳いでられるので、昨日も泳いできました。まだまだ水温は高くて、気持ちいいです。

曽良の穏やかな内海を愛してますが、能登の上の方の九十九湾や珠洲の方に何度か遊びに行った時に海を見てきたら、そこもまた違った色と地形で透明度も高くて、「次の夏はそっちの方にも潜りに行こうかな?」と思ったり。

能登の海から離れがたい気持ちが日々膨らんでいます。来年の夏もまたここにいる予感。。。

②自然農法の畑、農家さんのお手伝い

ほくとさんたちのやっている、自然農法と慣行農法の畑のお手伝いで、畝立て、草刈り、定植、追肥、収穫をしました。

元々趣味で家庭菜園をやったり、祖母が自然農法の畑をしていたのである程度の知識はありました。とはいえ、全然違う土や気候の中で実際に体験し、観察させてもらえたことは、畑を持ちたい私にとって、今後の参考になるとてもいい経験でした。

じゃがいも農家さんには、収穫のお手伝いに数日間行かせてもらいました。

トラクターで掘り起こしたじゃがいもをひたすら拾ってコンテナに入れていく作業をさせて貰いましたが、文字で見るのや話に聞くのと、実際にやるのとでは、全く違うなと実感。

炎天下の下、柔らかい土の上で腰をかがめてひたすら畑のじゃがいもを拾ってコンテナに入れてはトラックまで運んでいく作業は、想像以上に肉体労働で、2日続いたあとは体がバキバキに筋肉痛になりました。

カボチャ農家さんでは、収穫、綺麗に拭いて計量、箱詰め、袋詰め、道具の手入れ、冬のカボチャの蔓伸ばしなどを手伝わせてもらいました。

カボチャはずっしり重たくて、一つ一つ運んでいくのも、カボチャを入れた15キロの袋を積み上げていくのも、かなりの重労働。

他にも書ききれない沢山の作業があり、毎日休まず何かしらの仕事をしている農家さんの姿を見て、

「食べ物を作ることは、本当に大変で、すごいこと、必要な仕事なんだなぁ。色んな人の手間と愛情と、自然の力に支えられて、私達は食べ物を受け取っているんだなぁ。」

と実感しました。

そして、体を使って仕事をする楽しさと清々しさや、青空の下で美しい緑の山に囲まれて、畑に通る風に汗が冷えていく気持ちよさ。

植物や野菜、生きているものが日々変化していく様子を見ながら仕事をする感動。沢山の人の手と心のかかった野菜たちが、日本中の様々な場所に運ばれて、誰かのお腹を満たすのに思いを巡らせる楽しさや幸せは、何物にも代えがたい経験でした。

この他にもワイナリーのぶどう摘みのバイトをしたり、アオリイカ釣ったり、地元の人と家族のように過ごさせてもらったり、シェアハウスのみんなで色々したり、とにかく色んな経験をして過ごしてますが、書ききれないので割愛します。。。

これからやりたいことは?

これからやってみたいと思っているのは「免許をとること」と「収入源を作ること」です。

①免許をとる

「田舎暮らししたい!」とずっと思ってはいたものの、今まで都内で生活していて日常的には特に必要なかったのと、周りに運転できる人も多かったので免許をとらず、それに不便も感じずに生きてきました。

しかし、限界集落での暮らし、限界集落でなくても田舎で暮らす上で車は必須でした。一番近くのスーパーまで車で30分、バスは一本逃したら2、3時間後。

隣の集落に商店があって、ある程度の日用品食料品は買えたし、散歩大好きなので、2、3キロ歩くのは苦ではありませんでしたが、何をするにも、どこへ行くにも、車がないと始まらず。

色んな人の優しさで車に乗せてもらってどうにか2ヶ月幸せに過ごしましたが、やっぱり田舎暮らしに車は基本中の基本でした。

そして、こっちで免許がないと言った時の、周りの反応たるや。。。こんなに愚か者扱いな感じになると思っていませんでした(笑)10月に一旦帰ったら免許をとろうと心に決めております。

②WEBライティング講座受講

限界集落での暮らしは、街が遠いお店が全然ない、家が古い、虫が多い、家が暑い寒い等々、都会の便利な暮らしとは全然違います。でも、ほくほく邸で過ごしてみた2ヶ月間、その不便さを不便とも思わなかったです。

土に触ることも虫がいることも動物が多いことも、灯がなくて夜暗いことも、私にとっては全く地がガ美しい満天の星空を見たり、生き物の気配を感じながら虫の声を聴いて、誰の目も気にせずに泳いだり歌ったり散歩しながら自分の世界に浸れる、幸せな空間でしかありませんでした。

ここで過ごしたことで、これからの暮らしの拠点は都市部ではなく、畑を持てて、海があって、自然の美しさを五感で沢山感じられる、がっつり田舎がいいなぁと自分の田舎暮らしのイメージがだいぶ具体的になりました。

その暮らしを叶えていくためにも、場所や時間を選ばず、自分のペースで出来るお金の稼ぎ方は必要だなと改めて思い、オーナーのほくとさんが入居者向けに開催しているWEBライティング講座をこれから受講する予定です!

ほくほく邸に来たいと考えている人に一言

「自然が好き」「海が好き」「田舎暮らししたいなぁ」と漠然と考えてるけど、自分がどれぐらいの不便さや田舎に耐性があって、田舎暮らしに何を求めているのか、まだよく分からないなぁと一歩踏み出しかねている人には、ほくほく邸はうってつけの場所です。

こっちに来てみて改めて思ったのが、その土地との縁ができていないと、家を見つけるにしても畑や場所を借りるのも難しいという点。

人との繋がりや信頼関係によって、得られる情報も全く異なるという実感がかなりありました。

でも、ここではほくとさんたちが作ってくれた地域との繋がりのおかげで周りの人との関係性も作りやすいし、家を借りて住めるところにしていくまでの流れを見たり体験することもできます。

たとえ移住場所を能登と決めていなくても、田舎移住までのステップを知る上で、いつか田舎に移住したいと考えている人には、かなりお勧めです。

それだけでなく、今すぐ本格的に移住を考えてなかったとしても「海が好き、釣りが好き、自然が好きでめいっぱいそれを楽しみに来たい!」という人にも、この場所は最高だと思います。

体一つで来てもすぐに住めるし、居心地の良いお家と設備があるし、畑でとれた作物や近所の人に貰う野菜は食べ放題だし、魚も釣ったり貰ったりで信じられないぐらい豊かな食生活を送れるし、どこ見ても景色は最高だし、、、

アウトドア好きにはたまらない、毎日やること多すぎて忙しいぐらいの場所に、1ヶ月この値段で滞在できるのはすごいことだと思います。

あとはここに来るまでにも、来てからも、思ってること、やりたいこと、どんどん発信したり口に出していくと、それに関連した情報や人脈に繋がるなぁと改めて思ったので、積極的に自分の思いを出していくこと、人が少ない場所だからこそ、人に積極的に関わっていくことも、望む方向に進む鍵かなぁと思います!